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喜び、喜ばれ、喜び合う教会

Astrid PereiraによるPixabayからの画像

 

11月23日(金)、3年ぶりに北陸伝道交流会が開催されました。今年は福井教会を会場として、金沢教会から15名、富山小泉町教会から8名、福井教会から8名が参加しました。福井教会は会堂を取り壊し、牧師館のリビングで礼拝をしていますが、さすがに居間だけでは入りきれないので、外に張ってある大型のテントも使いました。あいにくの雨模様でしたが、天から降り注ぐ恵みを思い、同時に会堂の必要性も強く感じさせられました。

 

開会礼拝では、閔丙俊先生がネヘミヤ記から御言葉を取り次いでくださいました。ネヘミヤ記では民が一つになって、城壁が完成された喜びの礼拝をささげました。福井教会はこれから会堂を建てることを願い求めていますが、その時には私たちも一つになって感謝の礼拝をささげられることを期待し、祈り求めたいと新たに思わされました。礼拝後、参加者のご挨拶と食事の交わりをもちました。顔と顔とを合わせて会うことができた喜び、互いの事を知り合い、祈り合える喜びを感じました。

 

北陸3教会は、福井教会の復興のために、日本バプテスト連盟の「全国支援・地域協働プロジェクト」に申請しています。2月の総会での決議に向けて、全国の教会に支援を訴えるために、アピールビデオの撮影も行ないました。その中で紹介された福井教会の合言葉は、「喜び、喜ばれ、喜び合う教会」です。まずは私が喜び、そして諸教会や地域の皆さんから喜ばれ、みんなで喜び合うそんな教会でありたいとの気持ちが込められています。毎月行っている「誰でも食堂」ではこの合言葉をプリントしたTシャツを着てご奉仕されます。福井教会も、地域の人たちも、諸教会もみんなで喜び合うことが、福井教会の復興プロジェクトです。会堂建築という大きな予算の伴う計画もありますが、建物を建てることが目的ではありません。この合言葉を実践していくことの先に、イエス様の福音を現わしていく。そんなプロジェクトを、私たちも応援し、また共に取り組んでいきましょう。

 

牧師 杉山望