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励まし合う教会

Alexander WaturandangによるPixabayからの画像

 

先週、福井教会の「全国支援・地域協働プロジェクト」についての打ち合わせを行いました。今年の日本バプテスト連盟の総会が書面で行われることになったため、どのような方法でPRすることができるかと考え、動画をYouTubeで配信したり、Zoomでの説明会を行ったりすることが計画されました。プロジェクトの主体は福井教会ですが、金沢教会と富山小泉町教会も協働提案している事柄であり、協力していきたいと思っています。

 

また、ここ2年間、実施を見送ってきた「北陸伝道交流会」を11月23日(水)に行うことも決めました。会場を福井教会として、自分たちの目で福井教会の今を見に行きたいと思います。それだけでなく、他の教会の方々と出会い、語り合い、親睦を深める機会としたいと思います。それぞれの教会には、それぞれの歴史や文化がありますが、北陸という地に建てられた教会として共有している事柄もあるでしょう。どこか一つの教会に合わせるのではなく、それぞれの教会の色を持ちながら――あるいは個々の色を持ちながら――互いに励まし合うような機会になるのではないかと期待をしています。

 

バプテスト教会には「各個教会主義」と呼ばれる特徴があり、他の教会との間に上下関係を持たず、本部のような組織も存在しません。それでも、バプテスト教会は異なる教会との協力を喜びとしてきました。実際、他の教会との出会いや協力が助けとなり、励ましとなってきたことでしょう。神様は「人が独りでいるのは良くない」と言って、向かい合い、助け合うパートナーを作られました。それと同じように、教会も祈り合い、協力し合うパートナーが必要です。そのような協力関係を与えられていることを感謝したいと思います。

 

牧師 杉山望