先週の金曜日から土曜日にかけて、めぐみ幼稚園で年長のお泊り保育が行われました。この日が待ち遠しくてワクワクしている子どもたちもいれば、幼稚園に泊まることにドキドキ・ハラハラしている子どもたちもいました。開会礼拝の後、毎年恒例のイワナつかみ。園庭のプールに入れられたいわなを追いかけ、手づかみで捕まえました。特有のぬるぬるした感触を楽しみ、捕まえたイワナを捌いた子どももいました。さっきまで泳いでいたイワナが捌かれるのを見て、「かわいそう」という声も出ていました。食べるということは、命をいただくことだと知りました。
今年は団体戦のお相撲大会も行いました。普段から何度も練習して、それぞれのユニークな「四股名」も考えて、オリジナリティ豊かなのぼり旗も作って来ました。全身の力で押し合い、白熱した取り組みもありました。勝って喜ぶ子もいれば、負けて悔し涙を流す子もいました。
キャンプファイヤーは、強風と雨のために残念ながら中止となってしまいましたが、窓辺から噴出花火を楽しみました。そして夜にはドキドキの肝試し。真っ暗になった幼稚園と教会の中をお友だちと一緒に歩きます。スタートする前から怖いといって泣き出す子も。それでも勇気を出して、見事にみんなお化けカプセルをゲットしました。ちょっぴり勇気と自信が増し加わったように見えました。
たくさんの準備をしてくださった先生方、当日、様々なことに気を配り、サポートしてくださった皆さま、ご協力くださったご家族の皆さま、全てを守り導いてくださった神様に心から感謝いたします。しばらくの間、夏休みになり、それぞれの時間を過ごします。お泊りの経験も糧にして、子どもたちが心も体も一回り大きくなって、また元気に幼稚園に帰って来ることを期待しつつ、神さまの守りを祈っています。
牧師 杉山望
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