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新しい一年に向けて

Alexas_FotosによるPixabayからの画像

 

2022年度が始まりました。この一年も、金沢教会にとっては変化の一年となりそうです。一つは私がめぐみ幼稚園の園長兼理事長に就任する、ということです。幼稚園に関わる働きが多くなることも、教会活動にとって大きな影響があることが予想されます。ただそれだけでなく、教会と幼稚園との関係をより密にしながら、教会にとっての幼稚園の働きを改めて捉え直していく機会とすることもできるでしょう。金沢教会が関係をもってきたマレーシアのDUMCからは、幼稚園の働きのために多額の献金をいただくことになります。キリスト教精神に基づいた幼児教育の働きとその意義を今一度、大切に受け止めて、祈りつつ協力していきましょう。

 

また、9月からはカーソン&ローラ・フーシー両フィールドパーソネルが金沢に帰って来られます。今度は二人のお子さんと一緒に来られることになりますので、2016年までとは違った働き方になるかもしれません。働きの中身はこれから相談していきますし、こちらに来てから起こされる働きもあることでしょう。いずれにしても、金沢教会に新しい風が吹き込まれ、新たな出会いが起こされることが予想されます。私たちもお二人のその働きに協働していきたいと思います。

 

私たちが経験する変化は、教会の中だけでなく、社会的・世界的にも起こる可能性があります。これまで以上に変化のスピードや方向性、その内容が激しく、見通しが立ちづらい時代に私たちは生かされています。その中で、キリストの体であり、主の宣教に仕える教会はどのようなビジョンを掲げて歩んでいくのでしょうか。私たちが共有し、共に目指すものとして、また、教会の外にいる人たちにも理解していただき、共に向かっていくことができるものとして、じっくりと話し合い、聖書の御言葉を繰り返し聞きながら、これからの金沢教会のビジョンを見いだしていきましょう。

 

牧師 杉山望