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ワクワク祈り会with福井教会

max_gloinによるPixabayからの画像

昨日、中部地方連合のプログラム委員会が主催した“ワクワク祈り会with福井教会”が行われました。礼拝場所となっている牧師館の増築をしたり、地域協働プロジェクトへの申請準備を進めたりしている福井教会のために祈るだけでなく、福井教会と共に祈り合って、連合の諸教会もワクワクして、元気をいただくような時となりました。

 

この祈り会の中で、連盟の中田宣教部長(常務理事と兼任)が『共に主に結ばれて』(コロサイの信徒への手紙2:1~5)と題して励ましのメッセージを語ってくださいました。連盟では、「自立と協力」ということを大切にしてきましたが、自立というのは単に経済的な「自給」のことではなく、教会が主体性を確立することが大切なことだと確認されてきました。教会の垣根を越えて行う協力伝道においても、それぞれの教会が主体的に協力していくという関係性が大切です。地域協働プロジェクトも、ただ賛成するだけでなく、それぞれの教会が祈りと決断をもってそこに参加していくことが大切です。そうすることがプロジェクトの成否を決めることになります。

 

パウロは各地の教会に手紙を送ったり、人を派遣したりすることで牧会を続けていました。コロサイの教会には、離れていても、顔を合わせたことのない人のためにも、彼は労苦し、闘っている、という言葉を届けています。今はZoomという方法も使いながら、一つ一つの教会がキリストの体として立っていくために、離れていても祈り合い、霊的な交わりを強くすることができます。このプロジェクトを通して、私たちも、連合諸教会も、離れていても共にあることを確認し、協力して共に歩んでいくという思いが強くされていくならば、そこには豊かな実りが生まれるでしょう。

 

金沢教会が福井教会のプロジェクトに対して、連盟総会への共同提案教会となることを今回の決算総会でお諮りしています。福井教会が用意してくださったプロジェクトの申請書も総会資料に掲載してありますので、ぜひお読みいただき、祈りを合わせていただきたいと思います。そしてこれを福井教会への支援という一方通行なものにするのではなく、この祈りと交わりを通して私たちも新たな力をいただき、励まされ、主が備えてくださる実りを豊かに分かち合うプロジェクトとして共に進んで行きたいと願っています。