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中部地方連合の総会報告

Olya AdamovichによるPixabayからの画像

金沢教会が加盟する“日本バプテスト連盟”には、13の“地方連合”があります。金沢教会はその中の“中部地方連合”に属しています。3月20日(土)に、連合の定期総会がZoom(オンライン会議)にて行われました。コロナの感染状況を鑑みて、一つの場所に集まることはできませんでしたが、連合内の13の教会すべてが総会に出席できたことは大変喜ばしいことでした。2020年度はコロナのために多くの活動が制限されましたが、その中でも愛知新生、福井、金沢の3教会に新しく牧師が就任したことが感謝と喜びをもって報告されました。

 

2021年度から連合会長となられる東山教会の鈴木直哉牧師が、今後の活動方針と展望についての四つの柱を示されました。一つ目は従来通り、連合内の諸教会の交わりを深めることで、特に無牧師となる教会の支援やオンライン環境整備の支援などが挙げられました。

 

二つ目が一番の重点課題となる福井教会の教会復興プロジェクトの応援です。2022年1月に予定されている連盟の定期総会に福井教会が「地域協働プロジェクト」を申請します。シロアリ被害による会堂解体という状況の変化を受けて、申請内容を変更することも連合諸教会が満場一致で承認し、プログラム委員会も福井への支援を模索しています。連合の五役会が旗振り役となり、連合として福井教会の課題に一緒に取り組む一年としようとしています。

 

三つ目は、連盟の「機構改革」に伴うことです。この改革のベクトルとして、「『連盟』主導でなく、各個教会・地域が主体となる協力伝道へ」、という方針が掲げられています。連盟の体制が変わっていく中で、連合として何が出来るのか、出来ないのか、ということを話し合う場を、来年度か、再来年度にもつことを検討しておられます。

 

四つ目は各会の取り組みの応援、とりわけ青少年伝道・育成の応援と、自然災害発生に備える取り組みです。東南海地震(南海トラフ地震)は30年以内に80%の確率で起こると言われています。こちらも、すぐには無理でも、2022年度には検討していく方針です。

 

私たちも、金沢教会の来年度の計画を考えていますが、連合、特に福井教会のことを覚え、協力して歩む一年としていきましょう。